構造計算書

読み方:こうぞうけいさんしょ
設計図書 の作成過程において、柱や にかかる荷重や風圧、地震などに対する 建物 の構造安全性を計算により確認するが、その計算一式をとりまとめた書類のこと。

建築物 に想定される荷重及び外力がかけられた場合、その荷重及び外力によって発生する応力が、 構造躯体 の各部分にどのように発生するか(応力解析)と、その応力によって部材に発生させる応力度が、その担われる部材の有する許容応力度の範囲に納めるための部材設計とから構成される。

各部材に発生する応力度が、その部材固有の許容応力度以下であれば、構造的に安全であると判断される。

建築基準法 では3階建て以上の木造の建物や、2階建て以上の鉄筋コンクリート造の建物等で 構造計算 が義務付けられている。